Category読書

これぞゲスの極み!! 新堂冬樹『溝鼠 最終章』読了

執念、憎悪、嫉妬。どんな人間でも外には出せない卑劣な感情が、心の奥底に少しだけは眠っているものです。新堂冬樹の溝鼠シリーズの主人公、鷹場英一はゲスの極みとも言える男。どんな映画や小説を見てもこれほど卑劣な人間を見たことはありません。
(リアルに伝えるために過激な表現を使っています。苦手な方は読むのをお控えください)

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新宿歌舞伎町を舞台とする闇の世界 新堂冬樹『帝王星』読了

仕事で電子書籍市場の調査を受けました。色々なとこの資料を見てみるとアメリカほどの普及率はないものの、日本では漫画が健闘して8%くらいのシェア率まで上がってきたみたいですね。私も報告前に自分も使ってみようってことで楽天kobokindleをダウンロード。それと同時に新堂冬樹『帝王星』を購入しました。

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外は夏真っ盛りでも頭の中は銀世界 東野圭吾『白銀ジャック』読了

ミステリー好きでミーハーな私は東野圭吾の作品をよく読みます。ガリレオシリーズから始まり、『百夜行』『手紙』などの作品が特に好きです。しばらく東野圭吾の本から離れていたんですけど、古本屋の100円コーナーにだいぶ読んでいない本が増えてきたので『白銀ジャック』を買ってきました。

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短編ミステリーの良さを実感 長岡弘樹著『傍聞き』読了

私はジャンルにこだわらないで本を読む方ですが、ミステリー作品が一番好きです。どちらかというと長編小説の方が好きなのですが、『傍聞き』を読んだことでようやく短編の良さに気づくことが出来ました。

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大人の甘酸っぱさを感じた 『箱入り息子の恋』読了

私は高校1年生の時に初めて恋人が出来ました。その付き合いは自身の未熟さゆえに2週間でおわってしまいましたが、その辛さから色んなことを学び成長出来たと思っています。
恋愛って上手く行ってるときより、下手こいてしまった時の方が勉強になります。「あのときもっと優しく出来てれば」とか「自分がもっとしっかりしてたら」とかの後悔で頭が埋め尽くされて、次はこうならないようにって魂に刻んでいるんです。その失敗が時にはトラウマになり前に進めなくなる。私自身もそうやって何度も立ち止まりました。

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しっかりした店のケーキを食べたくなった。『洋菓子店コアンドル』読了

私が小さい頃、ケーキが食べられるのは誕生日など、何かの記念日の時だけかと思っていました。幼少期のそういった思い込みのせいか、今になっても何もないときに食べる気がおこりません。周りの人が「食べたいから」という理由だけで買ってくることにも少し違和感を覚えるくらいです。

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読書というより映画のような感覚 恩田陸『ドミノ』読了

結婚式日記を少しお休みして、今日はこないだ読み終わった本の話をします。読書感想文も前よりはマシになったかなぁと思いつつも、昔の記事を見てみると「あちゃー」とならずにはいられませんねw 成長の過程だと思ってお付き合いいただけると嬉しいです。

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健康は無くして気づく宝物 『さよならタマちゃん』読了

私は過去に3回ほど入院したことがあります。1度目のことは小さい頃だったので覚えていないのですが、2度目は鎖骨の骨折と脳挫傷、3度目も脳挫傷で入院しました。3度目の時に医者から「男爵くんて10年前も同じとこぶつけているんだねー」と言われたのは今となっては笑い話ですが、同じことで入院するなんて成長しない奴だなぁと思ったこともあります。

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痛快イケイケな陣内に憧れる 『チルドレン』読了

社会人になっていろいろ守るものが増えてくると、自分の好き勝手な行動や言動を我慢せざるを得ない状況は多々あります。上司からの無理な注文、同僚への気配り、家族サービス。人間というのは個性よりもその境遇でだいたいの人間性が固まっていると言っても過言ではないのではないでしょうか?

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日本人は神秘的なことが自然と受け入れられる。『神去なあなあ日常』読了

昨今、自分は無神論者、無宗教だと思っている人が多いですが、日本人には意識しない中で「神」という言葉が身に染みていると思います。お正月の初詣やお盆、そういった類の行事は当たり前に行われているわけですから、信仰をしていない人なんていないとも言えるのではないでしょうか?

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