先日、神奈川県逗子市で起こったストーカー殺人事件で、個人情報の漏えいが問題で最悪の結果に至ってしまったことが指摘されています。
最近では少なくなってきましたが、いまだにtwitterの位置情報を気付かないうちに送信している人がいました。
今日はtwitterを利用していて気付かないうちにこぼれてしまう個人情報について考えてみようと思います。

気付かないうちに位置情報設定をオンにしている

スマートフォン

ここ一週間でツイートにいつも位置情報がついている友達を2人見かけたので、ダイレクトメッセージで設定の変更を促しました。その2人はモバイルに対しての知識も薄く、自分が個人情報を漏らしている事にも気づいていませんでした。
本人には自分で設定した覚えがないので、初期設定で何気なくオンにしてしまったのを何か月たってもそのままにしてあったようです。
使用しているアプリによってもうっかりのケースがいくつかあるようでした。私が使用しているiPhoneの公式アプリではツイートごとに位置情報を付与する設定が出来るのですが、一度付与したあと次にツイートする時も設定がオンになりっぱなしで外し忘れる可能性が大きいです。

twitter上で検索したところ、リプライで相手の位置情報オン設定を指摘している人がいましたが、ダイレクトメッセージでやるべきでしょう。これでは「この人の居場所は昔のツイート見ればわかりますよ」と周りに言っているのと一緒です。
親切のつもりで教えていることも、伝え方によっては被害拡大につながるので注意が必要です。

顏写真を載せている方は特に注意!

http---omocoro

位置情報をオンにしていなくても居場所が分かってしまうケースもたくさんあります。「オモコロ」というおふざけありの楽しいことをアップするサイトで、「【Twitter実験】つぶやきだけで個人を特定できるのか?」という記事があります。
この記事は「渋谷なう」とツイートしている人や、位置情報を利用したサービス「foursquare」を利用している人を検索し、実際に追っかけて個人を特定できるかを試したものです。
結果は見事に成功。この記事では面白く書かれていますが、笑えないケースが多々あることは最近のニュースからもわかります。

どうやって個人情報を守る?

まずは自分が使っているアプリの仕様を確認しましょう。位置情報がどういうときに付与されているかをしっかりと把握し、誤送信が無いように気を付けましょう。
iPhoneの公式アプリではホーム画面から「設定」→「位置情報サービス」からtwitterのスイッチをオフに切り替えることで、アプリ側で位置情報を付与するボタンを押したときにエラーメッセージが出るようになります。

ツイートの入力で位置情報の設定がオンの場合、アイコンが水色に変わります。
ツイートの入力で位置情報の設定がオンの場合、アイコンが水色に変わります。

タイムライン上では右上に設定オン状態のアイコンが表示されます。
タイムライン上では右上に設定オン状態のアイコンが表示されます。

twitter公式アプリではここから地図へのリンクはされませんが、アプリによってはここの位置情報からマップアプリに飛ぶことが可能です。(PC版ではGooglemapへリンク)
twitter公式アプリではここから地図へのリンクはされませんが、アプリによってはここの位置情報からマップアプリに飛ぶことが可能です。(PC版ではGooglemapへリンク)


iPhoneの設定「位置情報サービス」のTwitterのスイッチをオフにした状態で、位置情報を付与しようとするとエラーメッセージがでます。

デジタルカメラで撮った写真にも注意が必要です。最近はGPSを内蔵したカメラもあり写真に位置情報を含んでいるものもあります。こういったものをうっかりブログにアップしていると、ジオタグという位置情報を示すコードが削除されていない場合があり、どこで撮影しているかが分かってしまう事があります。iPhoneでも位置情報サービスのカメラのスイッチをオフにしておかないとジオタグ付きの写真が撮影されてしまうので気を付けましょう。カメラアプリはたくさんあり、いくつかダウンロードしている方も多いです。必要のない情報は記録させないように、インストールした際には位置情報サービスの設定もチェックしましょう。

犯罪にまで発展したケースもある

思いがけないことで大事になっているケースもあるようです。
下記サイトの記事では「休暇でカンザスシティに来ています!」とつぶやいた男性が空き巣に入られたという事件です。Facebookと連携しており多くの情報がそこから読み取られたと考えられます。
Twitterを介してFacebook、mixiなど他のSNSを使っている方は、そちらの公開設定などの設定を見直す必要があります。
視聴制限をかけていたとしても連携先で見られていたというケースもあるかもしれません。
Twitterで「休暇中!楽しいな!」とつぶやいたら空き巣に入られた男性

このように自分が気付かないところで個人情報が読み取られているケースはたくさんあるようです。
位置情報は有効に使えばとても便利な情報であり、犯罪にとっても便利に働きます。
私もこの記事を書くことで勉強する事ができました。これからも定期的なチェックを行いながら、情報の流出が無いよう気を付けたいです。

参考にした記事

ASCII.jp iPhoneで撮影したジオタグ付き写真と付き合う方法
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